みなさん、こんにちは。
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック
院長の小菅一憲です。
今日も前回に引き続き「副腎疲労症候群」の話題です!
みなさん、副腎疲労症候群というとそれこそたくさんの症状があることはご存知かと思います。 病院の検査では原因がわからない不定愁訴のほとんどがこの「副腎疲労」と言っても良いでしょう。
ちなみに当院でお配りしている「副腎を知り、副腎を労わり、幸せになる新聞」の第1号の付属資料で「副腎の健康度チェックシート」がありますが、その中に書いてある症状がこちらです。
◻︎ 朝起きるのが辛い、寝ても疲れが取れない
◻︎ 慢性的に眠い、移動中知らないうちに寝ている
◻︎ 塩分を欲することが多くなった
◻︎ 日常的なことがとても疲れる、全てが億劫だ
◻︎ 日中でも頭に霞がかかっている感じがする
◻︎ 集中力、記憶力が落ちた
◻︎ 性欲が著しく低下した
◻︎ ちょっとしたことでパニックになる
◻︎ 突然呼吸が苦しくなることがある
◻︎ 風邪にかかりやすく、治りにくい
◻︎ 原因不明の微熱が続く
◻︎ 怪我や傷がいつまでも治らない
◻︎ 立ちくらみやめまいがする、光が眩しい
◻︎ 小さいことで悩むようになった
◻︎ 喜怒哀楽が激しくなった
◻︎ 何をしていても楽しくない、人生が虚しい
◻︎ 友人に会うのが面倒になった
◻︎ 午後3〜6時に猛烈な睡魔と疲れに襲われる
◻︎ 甘いものやカフェインを欲する
◻︎ アレルギー、鼻炎、喘息が悪化した
◻︎ お腹、お尻周りに脂肪がついてきた
◻︎ PMSがひどくなった
このチェック項目に印がつけばつくほど、副腎疲労の度合いが強いということなのですが・・・
実際にはちょっとした疲労や不調を感じる程度の軽度の方から、仕事もままならなくなり、朝から動けないような状態の重度な方まで様々です。
さてさて、
実は今日のお話は副腎疲労の症状についてではなく、
こういった症状を起こす
副腎疲労の原因 は・・・
副腎を疲れさせてしまう原因 は・・・
一体何なのか!?
というお話です。
この原因が施術の焦点になるわけですが・・・
これが最近とくに複雑に難しくなっています!
まず前提として・・・
副腎疲労に限らず、現代の慢性疾患のほとんどが多因子性疾患であるということ。
いわゆる・・・
原因が1つということはあまりなく、幾つかの原因が絡んでいる、
重なっていることが多いということです。
原因を何か1つに特定することが非常に難しいのです。
まずこれが何より大前提です。
この複雑さを作り出しているのは、他でもない私たち人間の営みです。
ストレス社会はもちろん、自然破壊、空気汚染、海洋汚染、利便性・生産性が高いコストを削減した生活用品や農作物、食料品、それらに含まれる化学物質や有害物質。
私たちが生活しやすい環境に変えてきたがための、歪みようなものです。
生活しやすい環境・・・実際それは虚像のようなもので、実のところは、逆に生きづらい環境が出来上がってしまったのですが・・・。
私たちがいろんな分野で産業や文明を発展させてきたことで、私たちの身体は今までにない病に侵されているということなのです。
そして、とりわけこれらの病は、私たちが気付いていない隠れた原因がいくつも絡み合い、重なり合って発症していることがほとんどです。
アレルギーや自己免疫疾患はこれらの病の中でもよく知られているものですが、副腎疲労症候群や甲状腺機能低下、そして自閉症などももちろん、これらの類です。
さらに言うと、これらの病気の中心的重要人物(臓器)が副腎です。
何せ、副腎がこういった社会の歪みや毒物を一手に引き受け、それによって起こる体内の炎症を抑えてくれるので、まさに現代社会の環境変化によって副腎は火の車というわけです。
疲れないわけはありません !!
私が臨床に出ていても、副腎疲労になる方はストレスがかかっていることはもちろんですが、それ以外にも食生活の乱れや睡眠不足、胃腸の問題、アレルギー、感染症、重金属や化学物質などの毒物蓄積が2つ・3つ重なって発症していることが多くあります。
単純に感染症であったとしても、確かに感染するウィルスや細菌が原因だと考えますが、その背景には免疫力の低下があり、さらに掘り下げていくと副腎機能の低下やメチレーション回路の問題が関係してくるということもあります。
多くのことが重なり合って、問題が起きてくるのです。
ちなみに・・・
ざーっと思いつく原因を
並べるだけでも・・・
食生活の乱れ
糖質過剰摂取
飲酒・カフェイン摂取
喫煙
睡眠不足
過度の運動や労働
ストレス
トラウマ、恐怖
病気・手術、感染症
薬物の乱用
毒物(重金属など)の蓄積
アレルギー物質への曝露
メチレーション回路の停滞
このぐらいになります。
もっと詳しく話すると、実際にはさらに多くなるでしょう。
では、具体的に何が原因となっているかを探すには、どうするか?
私が臨床で大事にしているのは、まず問診です。
お話をじっくり聞くということです。
その方のお話(病歴)の中に副腎にダメージを与えている多くのヒントが隠されています。
そして、その後にカイロプラクティックで検査を行い、どの筋肉が問題を起こしているか、どの内臓が機能低下しているか、そして脳や内分泌、神経伝達物質にも関わる頭蓋骨の問題がないか。
ここに書ききれないぐらいのことをチェックしていきます。
こういったことで 副腎の疲労状態 はある程度わかります。
そして、実際に身体を診ていく中で・・・
腸の問題があったり、ガスが溜まっていれば、食物アレルギーや不耐症、カンジダ菌やクロストリジア、細菌類の問題、さらに膵臓の負担があれば、糖質の過剰摂取はないかどうか、肝臓の負担があれば、腸内環境もしくは有害物質や金属の問題がないかどうか、ホルモンバランスや甲状腺、生殖器などにも問題を起こしていれば、メチレーションはどうかなど・・・さまざまな考えを巡らすわけです。
こういったことは医師にはできない部分なので、カイロプラクティックを受ける大きな利点になります。
副腎疲労でなくても病気になる前に、内臓の機能低下を見つけられるという意味では、
私自身いつもカイロプラクティックはすごいなと感じているんです。
私がすごいのではありません。笑。
カイロプラクティック(アプライド・キネシオロジー)がすごいんです。
さて、では医師はどうやって原因を探していくのかというと・・・
ここ3年ぐらい少しずつ増えてきた感のある副腎の専門外来。
そこでやられているのが・・・
バイオロジカル検査
バイオメディカル検査
です。
これ、お値段はお高いのですが、非常に優秀な検査です。
身体の中の状態について本当にいろいろなことがわかるんです。
まさに通常の病院の検査ではわからないような異常がわかるので、副腎疲労の原因を調べるには最適でしょう。
当院でも、もちろん扱っています。
カイロプラクティックの検査だけでは、わからない複雑な原因が絡まっている方にお勧めしています。
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回にしましょう。
次回は、バイオロジカル検査の内容や、バイオロジカル検査でわかることについても具体的にお話していきますね。
お楽しみに^^。
小菅 一憲
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック
当院は、病院に行っても良くならなかった症状で悩む方がたくさんご来院されています。
低血糖症
慢性疲労
食物アレルギー
リーキーガット症候群
甲状腺機能低下症
腹部膨満感
過敏性大腸炎
逆流性食道炎
うつ病
自閉症・発達障害
などなど・・・
こういった症状では、本当に長い間辛い思いをされている方が多いと思います。
カイロプラティカでは、みなさまに笑顔になってもらいたい一心で、
いつでも温かく親身な施術とカウンセリングを心がけております。
どんな症状でも一度ご相談くださいませ。