少し前にもルナサポートに必要な栄養についてブログでお話しましたが、今回はさらに栄養や対策方法について詳しくお話したと思います。
生理前症候群(PMS)は女性ならではの悩みですよね。
イライラしたり気分が落ち込こんだり、頭痛がしたり・・・。
あまりにもつらいとお薬を使う方もいると思いますが、お薬を飲む前にまずは必要な栄養素をバランスよく摂取して改善していきましょう。
ルナサポートに必要な栄養素
・ビタミンB6
ビタミンB6はマグネシムとともに人間の体内で作用する酵素反応の多くに関わり、エネルギー産生のプロセスで不可欠な 補酵素 として働く大切なビタミンです。
PMSの諸症状を軽減・緩和させ、PMS症状を持つ女性に不足しているとされるセロトニン、腎臓における塩分排泄作用のあるドーパミン、さらにはプロゲステロンの産生を促す働きがあります。またエストロゲンの有害な作用を抑える働きもあります。
・ マグネシウム
マグネシウムは人間の体内で作用する500以上の酵素反応に関わっており、ビタミンB6と同様にセロトニン、ドーパミン、GABA、プロゲステロンの生成に関わります。
マグネシウム不足による筋肉の痙攣は有名ですが、女性の場合には 月経困難 の主たる原因となります。マグネシウムが不足すると、チョコレートなどの甘いものが欲しくなります。これは血糖値上下によるPMSの精神症状や体重増加などに関連します。
その他、月経中期に血中のマグネシムがエストロゲンの作用によって骨と筋肉に集中するため、脳内マグネシウムが低下し、偏頭痛や頭痛の原因になります。
・ カルシウム
カルシウムは、マグネシウムとセットで必要な大切なミネラルです。 PMS 時の精神の安定に有効です。
・ ビタミンE
顔の紅潮、痙攣、生理痛 を和らげる働きがあります。
月経中、月経後はエストロゲンの分泌が盛んになりますが、エストロゲンはビタミンEを必要とするため、PMSの時期になくてはならないビタミンの1つです。
・ トリプトファン
女性ホルモン の周期の変化が、トリプトファンがセロトニンに変化する代謝の仕組みに影響を与えている可能性が示唆されていて、排卵日から3日間が最も影響を受けやすい時期と言われています。
トリプトファンはセロトニンの前駆物質で、PMSで悩む女性たちの情緒不安定、イライラ、神経過敏症状を改善してくれます。
・ γ—リノレン酸
月見草オイルに多く含まれる必須脂肪酸です。
炎症や痛みを抑えてくれる効果があり、PMSや月経困難も必須脂肪酸から作られるプロスタグランジンのアンバランスが原因とされています。
生理前のイライラや頭痛などPMS諸症状を緩和し、ホルモンバランスの乱れを整えてくれる働きがあります。
いくつか必要な栄養素を挙げましたが、1〜5番目までの栄養素を含む食べ物には、アーモンドや
ひまわりの種、カボチャの種があります。食べ過ぎるのもよくないですが、間食や食事の時に取り入れるとよいかもしれませんね。
また月経の問題を解決するためには、合成のホルモン剤が処方されると思いますが、安易にお薬を使うのではなく、まずは自分で出来る事から実践しましょう。
①毎日の食事を見直す!
②生活リズムを見直す!
③環境ホルモンを避ける!
④ストレスをコントロール!
もし、これでもダメだったら・・・
⑤自分に合ったサプリメントを飲む!
⑥天然ホルモンを使用!
以上の順番で実践してみてくださいね。
普段甘いものや精製された 炭水化物 を摂り過ぎていませんか?夜に パソコン や スマートフォン をやり過ぎていませんか?
甘いものや精製された炭水化物を摂りすぎてしまうと生理前の頭痛や気分の落ち込みが出やすくなってしまいます。また夜にパソコンやスマートフォンをしていると交感神経が優位になり自律神経のバランスが乱れてしまいます。
今一度食生活や生活リズムを見直してみましょう。
また今の時代なかなか難しいですが 環境ホルモン を避けることもポイントです。
界面活性剤の入っている洗濯洗剤・食器洗剤を避ける事や、プラスチック製の食器や調理器具を避けること、カフェイン も避けた方が良いと思います。またシャンプーやリンス等に入っている パラベン を避ける事も重要です。
それでも改善されなければ、自分に合ったサプリメントを取ったり、天然ホルモンを使用する事も対策のひとつです。 実はカイロプラクティックの施術でも生理前症候群が緩和されるのです。生殖器に関わる骨盤のバランスや頭蓋骨の問題、また内臓下垂などを施術する事によってPMSに有効なのです。
お悩みの方は是非ご相談下さいね。
小菅 美保
カイロプラティカ麻布十番|副腎疲労専門カイロプラクティック