A girl thinking about proper nutrition is sitting at a table about to have breakfast,looks pensively up front pastries and healthy food, on her head is holding a red apple isolated on blue background

こんにちは。

カイロプラティカ麻布十番です。

9月に入っても、まだ暑さは続いておりますが、朝晩はようやく秋の涼しさを感じるようになってきました。
季節の変わり目というのは、体調を崩しやすい時期でもあります。

今日は「腸活」のお話です^^。

「腸」は健康のバロメーターとも言われていますが、胃腸の調子は私たち身体全体の健康に大きく影響を与えているのはご存知ですか?
私自身も、小さい頃から「お腹」が弱いので、普段から実感していることでもありますが、胃腸が調子悪いとなかなか身体の本調子が出ないものです。
この夏も、暑さで胃の調子がダウンしていると、なんとなくダルさが抜けない日が続き、いまいち元気が出ないという感覚がありました。

自分の「腸」の状態を知るには、「便」の状態をチェックするのが一番です!
良い便とは、黄褐色で、程よい硬さ、バナナ状の太い便のことを言います。
便通の頻度は人それぞれではありますが、3日以上便が出ていない方や出ても残便感が残っている方、硬くて黒っぽい便の方、逆に便が緩くて細切れだったり、細い便の方など・・・腸内環境があまり良くない可能性があります。

私たちの腸内に生息している腸内細菌は、人の性格と同じように一人一人全く違う多種多様な細菌が生息していて、人によっても生息している菌類のバランスはまったく異なります。

腸内細菌の数はなんと1000種類100兆個。

身体に有益な酢酸などの短鎖脂肪酸やビタミンなどを作りだし、身体や腸に良い働きをする「善玉菌」。
食べカスから毒素やアンモニア、硫化水素などの有害な物質を作り、腸に悪い働きをする「悪玉菌」。
そしてどっちつかずで、優勢な方に加勢をする「日和見菌」。

腸内細菌は、これらの3つのグループに分けられます。
実は、腸内環境を考えていくには、これらの菌のバランスがとても重要で、「善玉菌」ばかり多くてもダメなんです。
最適なバランスは、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7と言われています。

さて、この腸内細菌のバランスが崩れると、腸内環境が悪化してしまうということになるのですが・・・
どういった原因で腸内環境は崩れてしまうのでしょう?

腸内細菌は、日々変化しています。
加齢はもちろん、毎日の食事内容や偏食、睡眠不足、ストレス、タバコ、薬(抗生物質など)の影響をとくに大きく受けます。
こういった要素で腸が炎症を起こして、「善玉菌」が少なくなってくると、「悪玉菌」が旺盛になってきます。
そしてそれに伴い、「日和見菌」も悪玉菌に加勢して、大きくバランスが崩れてしまうのです。


腸内環境のバランスが崩れてくると、便秘や下痢だけでなく、免疫力も低下し、肌荒れやさまざまな病気にかかりやすくなったりと身体全体に影響が現れてきます。
冒頭にお話した、身体のダルさや疲れ、なんとなく元気が出ないといったことにも大きく関わってくるのですね。
そうならないためにも、私たちは日々、腸内環境のバランスを整えることはもちろん、胃腸の調子を良くして、食べ物からの栄養をしっかりと消化吸収し、不要なものを体外に排出する・・・そんな強い「胃腸」をつくっていきたいものです。

近年・・・「腸活」という言葉を聞くようになりました^^。
なんでも「活」をつける現代の流行りが好きなわけではないですが・・・
私たちの健康のためには「腸」を元気にしていく「腸活」はとても大事です。


「腸活」に大事なポイントを4つあげておきましょう!

1.良い食事を摂る!

炭水化物、タンパク質、脂質のバランスをよく食べましょう。
炭水化物や糖質が多すぎると、悪玉菌や真菌類といった悪い菌が旺盛になります。
添加物などがない、自然な食材を選び、バランス良い食事を心がけましょう。
また野菜や海藻類、キノコ類なども栄養はもちろんのこと、食物繊維の観点から「腸活」にはとても大事です。
食物繊維は、腸のぜん動運動を活性化させ、ビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。
また便のカサを増したり、良い便を作ってくれます。

普段の食事から、さまざまな「食物繊維」を意識していきましょう。

2.睡眠をしっかりと取る!

私も、クライアントさんによくお話するんですが、睡眠不足だと良い便が作れません。
逆に良い睡眠が取れていると驚くほど良い便が出たりするものです。
腸内細菌が働くのは睡眠中です。また良い睡眠を取ることで、セロトニンや睡眠ホルモンのメラトニンをしっかりと分泌し、腸の活動をサポートすることができます。とくに睡眠と自律神経のバランスは密接に関わっています。睡眠をしっかりと取り、副交感神経を働かせることで、腸の働きは健全になります。

3.身体を動かすことは腸を動かすこと!

運動をすることは、腸を刺激し、蠕動運動を活発にします。
運動はとくに「便秘」で悩んでいる方にはオススメしたいものの一つです。
運動不足の方は、ウォーキングやストレッチなどで、身体をゆっくり動かしていきましょう。
私自身、「ヨガ」を取り入れた時には、腸の働きが明らかに良くなっていることを感じました。

毎日の運動。とても大事です。

4.身体を冷やさないようにしよう!

これは健康全般に言えますが、身体を冷やすとやはり良くないものです。
私も小さい頃にお腹を壊すと「お腹冷えたんじゃない?」と母親によく言われました。笑。
お腹を冷やすと腸の蠕動運動が抑えられて、便秘や下痢のトラブルを起こしやすくなります。
冷房などで身体を冷やし過ぎたり、冷たい飲み物の飲み過ぎに注意して、なるべく身体を冷やさないようにしましょう。

お風呂はもちろん、岩盤浴、サウナ、よもぎ蒸しなども良いですよね。
現代流に言えば「温活」です。笑。

最後に・・・
実は、カイロプラティカでの施術もとても効果的です。
当院は、お腹や内臓への施術を得意としています。
オーストラリアで学んだお腹への施術で、便秘を解消したり、下痢を改善したり・・・
施術後は、便の調子が良くなったというお声もよく聞きます。

お困りの方は、是非ご相談くださいませ^^。



カイロプラティカ 小菅

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